「ダークソウル2って、評判悪いけど実際どうなの?」
この記事は、そんな方に向けて書いてます。
結論から言うと、
“万人にはおすすめできない”けど、いいところは確かにある。
いわゆる、一長一短はっきりしている作品だと思いました。
そこでこの記事では、「ダクソ2の悪いところと、それでも楽しめた理由」について、語っていこうと思います。
具体的にはこんな内容です
- ダークソウル2がおすすめしづらい理由とは?
- それでも楽しめた”2つの理由”
「ダークソウルをもっと楽しみたい!」
そんな方に共感していただける内容となっていますので、ぜひ自分は楽しめそうか?想像しながらご覧ください。
【レビュー】ダークソウル2がおすすめしづらい理由
1.死ぬたびに、徐々に体力が減っていく
『ダークソウル2』では、死ぬたびに最大HPがどんどん減っていきます。
最終的には、なんと半分まで。
これ、私からしたら終始「ナンセンスだな」と感じた要素です。
というのも、ダークソウルって死んで覚えるゲームじゃないですか。
負けて、学んで、リベンジして乗り越える。その繰り返しが楽しいのに——
この仕様は、攻略難易度を“理不尽に”上げているだけに感じられ、不満以外の何物でもありませんでした。
「逆に緊張感あっていい」と感じる方もいると思いますが、私にはただただストレス要素です。
しかしもちろん、元の体力に戻せるアイテムなどはあります。
ですが無限にあるわけでなく、”死ぬたびに残数を気にする必要がある”ため、「死ぬのはいいから、このデメリットはなくしてくれ!」とプレイ中に何度も思いました。
難しいステージに挑んだ際に、そのアイテムを何十個も使ってしまった時は、「コレがなくなったら詰む…!」という不安を感じながらプレイしていたのを覚えています。
ちなみに、『ダクソ1,3』ではこのデメリットがほぼありません。
他作品を経験したのもあって、この体力減少をより気にしてしまった…というは正直あります。
とはいえ、この仕様はダークソウルとしてはアンマッチを感じるため、個人的に最もおすすめしづらい理由です。
2.複数戦が多く、ダクソの良さを感じづらい
本作は「複数ボス」が多く、「やったー!」というより「やっと終わった…」という苦労が印象に残る戦いが多くありました。
というのも、本作は”理不尽”に感じる部分が多いんですよ。
たとえば、
- ボス+複数ザコの戦闘
→シンプルに物量で押してきて、反撃させる気配がない - ボスが弱いから数で誤魔化す
→ボス単体の強さは、そこまでな場合が多い
だが複数となると話は別で、弱さを補うために、ただ数を増やしているだけにしか思えない
これ私からすると、
“プレイヤーを楽しませたい意図は感じられず、ただ数で難易度を無理やり上げている”
印象しかありませんでした。
もちろん、すべての敵に当てはまるわけではありません。
しかし、他のダクソシリーズの場合、複数戦はあれどプレイヤーへの配慮はどこかはあるんです。
-「交互に仕掛けてくる」
-「エリアの障害物を使って攻撃を防ぐ」
いっぺん不利な状況ではあるが、冷静に対処すれば乗り越えられるといった感じ。
それが数で押されると、こちらも立ち回りが雑にならざるを得ず、「工夫して勝った」という感覚が薄れるんですよね。
「負けたけど、次はいけそう!」
「あれ?いつの間にか敵の攻撃に対応できてる!」
こんな感情を楽しめるのがダクソの魅力ですが、本作では”理不尽”と感じる方が多い気がしました。
そのため、「純粋に死にゲーを楽しみたい」という方にはおすすめしづらいんです。
それでもダクソ2を楽しめた”2つの理由”
1. エリアのロケーションは感動できる
本作には不満も多いですが、それでも”心が動かされた瞬間”が確かにありました。
特に、エリアのロケーションや景観の美しさには感動させられたんです。
中でも最初に訪れる拠点は、「とりあえず体験してみて欲しい」と言いたいほど、屈指の名所でした。
そこは一言でいうと「実家のような安心感がある」場所。
穏やかなBGMや、夕立のような少しオレンジがかった景観が、とても落ち着くんですよ。
特にダクソは気の抜けないゲームなので、余計に「やっと帰ってこれた~」という気分になるんです。
この”安心感”って、私は『ダークソウル2』だからこそ感じる、素晴らしい要素だと思います。
そんな雰囲気や光景を味わえるだけで、私にとっては「ずっと忘れられない作品」——
「死にゲーの中にも安らぎを求めたい」
そんな方なら自然と楽しめるゲームになると思います。
2.胸が熱くなる「神ボス」に出会えた
他作と比べると、確かに理不尽と感じるボス戦は多い。
だけど、「これこそがダクソの戦闘だ!」そう思わせる神ボスがいたんですよ。
それは、進行度的に終盤で戦うボス。
-ひとつひとつの動作が格好いい、洗練された動き
-一瞬で引き込まれた壮大なBGM
-そして何より一対一での”正々堂々感”
「どんな敵なの?」と、思わるかもしれませんが、ネタバレになるのでここまでしか言えません
ですが、息をのんでしまうほどの駆け引きは、まさにダクソの胸アツ展開であり、”鳥肌が立つぐらい”感動してしまいました。
この一枚絵になるような戦闘を、私はダクソ2でもやりたかったんです!
これだけで、本当にプレイしてよかったと思えるし、「次こそは完ぺきに対応して迎え撃ちたい!」そんな感情がふつふつと湧き上がっているとこです。
ダクソ2に迷いがあるなら、まずはこのボスに会ってみてください。きっと価値観が変わります。
【まとめ】光る部分はあると感じた“クセ強”な一作
以上、『ダークソウル2』のレビューでした。
本作は、いいところも悪いところもはっきりしてる。
だからこそ、”刺さる人には刺さる”そんな作品です。
正直、悪いところはどうしても気になります。
ですが、拠点のあの雰囲気や、熱いボス戦……あれは一度味わってみて欲しい。
本当にそう思えるんです。
そして、その魅力にハマったら「これはこれでアリかもな」と思えてくる。
「デメリットが少し不安だけど、ちょっと違ったダクソもプレイしてみたい」
そう感じたなら、この作品を楽しめるサインかもです。
少しでも興味が湧いた方は、「ドラングレイグの地」に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
あなたのその、迷いある好奇心、満たせるかもしれません。
【自分の目で確かめてみる】

他にも「好奇心が満たさせる」作品を知りたい方はこちらもぜひ。
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