「つながりって、あなたは感じたことがありますか?」
- 家族
- 会社の同僚
- ネット上の気の合う仲間
それぞれ自分が思うつながりは、形が違いますよね。
私はこの”つながり”を、『ユミアのアトリエ』という作品で感じました。
見てくれている誰かはいると、そう思ったんです。
そこでこの記事では、
『ユミアのアトリエ』をプレイした体験記を、綴っていこうと思います。
ちなみに言っておくと、この体験記は、私の感情に根差したものとなっています。
気になる方とそうでない方がいるかもしれませんが、
私が体験した中で、感じたことを思いのままに書いてみました。
ぜひ、最後までご覧ください。
【体験記】ひとりじゃない、つながりを感じたその瞬間
受け入れてもらえた、心地よさ
主人公の「ユミア」は、みんなから嫌われてるんです。
だって、普通の人とは違う力を持っているから。
それでもみんなのために、進んで行動するんです。
答えのないことを考えて、
危険を顧みないで、
何でそこまで、他人のために動けるんだろう?
それは彼女のもとからある、明るさだけじゃない。
「自分が正しいと思ったことをしなさい」
きっと、このお母さんの言葉が、原動力になっているからなんです。
そして、その行動を見ていた、仲間からこんな一言を言われました。
「君に任せる、正解はないから」
それを聞いたユミアの、見せた笑顔が頭から離れません。
初めて、彼女の本当の笑顔を見れた気がしたから。
私って、この作品をやる前に、少しだけ心がえぐられるようなことがあったんです。
でもそんな、認めてくれる人が1人いるだけで、救われたような気がする
自分はこの場所にいていいんだって——
彼女だけじゃない、私にとっても”つながり”を最初に感じた瞬間。
認めてもらえた、私らしさ
ユミアの仲間である「ニーナ」は、かなり変わった生い立ち。
初めて知った時、私はその境遇に、つらさを覚えました。
その生い立ちを一言でいうと、人であるのに、人じゃない。
でもちゃんと、人の心はある。
それを考えたら時私は、
「そんな風に生まれてきて、彼女は本当に受け入れられているのか?」
こう思ったんです。
そんなの辛くないはずない、
でも彼女は表情に出さない、
私だったら絶対こんなこと思うはず、
生まれてこなければよかったのにって———
その事実を知ったユミア達も、どう彼女と接すればいいのか分からないんです。
でもあるとき、仲間からニーナに向けて、”素敵な贈り物”が渡されました。
こんな言葉を添えて。
「たくさん頑張りましたね。」
その言葉って、どこかで言ってくれるのを、待ってたのかもしれない。
自分では”これが”当たり前だって、
普通じゃないから、もっと周りに合わせないといけないって、
でも今までしてきたこと、間違いじゃなかったんだ。
私を認めてもらえたって、少しだけ思えたから。
ずっとそばにいてくれた、大切さ
「ユミア」には、ずっと連れ添った”相棒”みたいなのがいます。
私はその相棒が、かけがえのない存在だと、気づけた瞬間がありました。
相棒は、いつもユミアを助けてくれるんです。
旅を進めるための助言や、調査の解析だったり、
ちょっと無機質なんだけど、ここぞというときには頼りになる。
たまにユミアをからかうそぶりもあって、ちょっとその場が温かくなったりも。
一見地味な存在だけど、相棒がいなかったら、この旅は続けられなかったかもしれない。
でもユミアから、離れていってしまうときがあるんです。
こんな言葉を残して。
「朝はちゃんと起きれる?」
「道に迷ったりしない?」
「自分の正しいと思ったことをしなさい」
身近過ぎて、気づけなかった。
でもその言葉、不思議と聞き覚えがあるんです。
ずっと、見ていてくれたんだねって。
近い存在ほど、空気のように接してしまうんです。
それが私の世界では、当たり前だから。
いろいろ思うところはあるけれど、
今私が言いたいことはただ一つ、
「ありがとう」って。
【まとめ】振り返るとあふれる、自分の気持ち
以上、『ユミアのアトリエ』の体験記でした。
最後に少しだけゲームのことを話すと、正直ハマり切れない部分があったんです。
「アトリエシリーズ」で一番大事な、物を作るための調合が、単調に感じてしまって。
それでも、振り返ってみてこう思うんです。
急な夕焼けの照り返しに心奪われたり、
家具の配置に無駄にこだわってみたり、
そして、相手のふとした言葉で、”つながり”を感じられる。
私はそんな世界が、好き。
こんなつながりを感じてみたいなら、ぜひあなた自身で確かめてみてください。
【自分の目で確かめてみる】
さらに「温もりを感じたい」と思うなら、こちらもぜひ。
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