「写真以上に、恋愛のドキドキ感を味わえた」
これ、筆者が『DOAXVV Prism』をプレイして1番感じたものです。
そして、記録以上に「記憶」に残った、そんな作品でした。
ではなぜ、そこまでの体験を味わえたのか?
それは、この2つのシーンが、私の感情を大きく動かしたからです。
- シャッターが切れず、ただ想いを受け取ることしかできなかったシチュエーション
- 推しではない、けど、ふいのしぐさに心揺らいだあの表情
あなたにはこの作品を通して、
このゲームをクリアした時、ふとその子の顔を思い浮かべてしまう
そんな体験をしてほしいと思っています。
- パッケージやPVを見て、ちょっと気になる女の子を見つけた
- ファンはもちろん、DOAXVVは知っているけど、遊んだことない
という方へ、届けたい一心で書きました。
ぜひ最後までご覧ください。
【DOAXVV Prismレビュー】このゲームで恋心を抱いたそのわけ
その瞬間だけは、ゲームを忘れていた—ロマンチックなシチュ
私が1番ときめいた瞬間、それは、クライマックスのシーンでした。
この時ばかりはドキドキで、撮影に集中できなかったんです。
その場所は、まるで映画のワンシーンのようで。
ネタバレになるので、場所やセリフは伏せますが、
—とてもロマンチックで、誰もが一度は経験したい
そんな夢のようなシチュエーション。
そこで私たち2人は、
-ずっとこんな時間が続けばいいなと思いながら
-その想いを言葉に紡ぐ
私は正直、このシーンで”ゲーム的なプレイをするのは無理”でした。
ベストショットを撮るゲームなのに、その雰囲気に完全に飲まれてしまったから。
ちなみに私が最初に選んだのは、推しの「たまき」。
「たまき」は、いつも自分をからかうような態度で接してくる。
ちょっと遊ばれているような感じ。でも嫌な気はせず、逆にその雰囲気にどんどんハマっていきました。
お酒が入ると甘えたそぶりを見せる一面も、好きなところです。
そんな彼女はクライマックスでも、いつも通り。
いつもからかうそぶりだけど、それって本当は、素の自分を見て欲しいからだとも思うんです。
それが真剣に、言葉の一つ一つに熱を感じるのが伝わってきて、やっと少し、本心が見えた気がした。
ずっと彼女を見てきた自分だからこそ、気づけた変化だったと思います。
そしてクライマックスを終えた後、私は彼女にこう思いました。
「もっと彼女のことを知りたいし、一緒にいたい」と。
ふとした時にあの子の言葉が、表情が、ずっと脳裏に焼き付いている。
この気持ちはもう、”恋”って言っていいんじゃないでしょうか?
ギャップに心が揺れた—推しじゃないけどトキめいた瞬間
そして、クライマックスだけじゃない。
何気ない彼女たちとのひとときでも、揺れ動いた瞬間があったんです。
特に私は、「エリーゼ」という子のギャップで、心がふいにさらわれました。
彼女はほかの子たちと違って、第一印象はよくありません。
「ビジネスウーマン」という感じで、時間にストイック。
そしてどうも理屈っぽく、感情が見えない。
正直ほかの子たちと温度感があって、なんか好きになれない、そんな印象でした。
でも、彼女に対する、好感度が180度変わった瞬間があったんです——!
それは「ミニゲーム」をプレイした時。
ミニゲームって、「好感度」を上げることができるんです。
攻略上、とても重要な要素ですが、大事なのは”そこ”じゃありません。
-ミニゲームの途中で体勢を崩す自分
-その瞬間「キャッ」という彼女の声
その状況を一言で表すと、自分が「壁ドン」している状態。
至近距離で目が合った彼女は、恥ずかしそうに目線をそらすんです。
その瞬間、私はこう思いました。
「可愛い…」
そのあまりにも、女性らしい声やしぐさに、自分の好感度が急上昇。
「私にはすでに決めている、推しの たまき がいるのに!——」
普段とは違う「エリーゼ」のそのギャップに、心が揺り動かされたのです。
もう最初の第一印象なんて、完全にプラマイゼロどころか帳消しになりました。
最初は「嫌味な人」だったのに、今や推し変を揺るがすほどの存在。
もしかしたらあなたも、彼女たちとの思いもしないハプニングに、葛藤する瞬間があるかもしれません。
【まとめ】撮れなかった、けど心のシャッターは確かに切れた作品
以上、『DOAXVV Prism』のレビューでした。
正直言って、ゲーム内容的には物足りなさを感じました。
なぜってこのゲームは、
–ふいに見せる、子供のような笑顔
–何気ない、けど、ずっと大切にしていきたい会話
こういう、攻略のやりがいだけでは味わえない、”彼女たちが一番輝く瞬間を収める”ゲームだからです。
なのでそれこそ、
「彼女たちのベストショットを、カメラで、その目で、焼き付けたい」
という方にはきっと、攻略以上の”心のつながり”を感じ取ることができると思います。
そして、焼き付けられた私は、「声を聞きたい、会いたい」と思ってしまうとつい、ゲームを起動してその世界に飛び込んでしまうんです。
記録より「記憶」に残ってしまう、そんな体験
一枚の写真より、ずっと心にとどまり続ける体験がしたい、という方は「ヴィーナスたち」に会いに行ってみてはいかがでしょうか?
きっとあなたの想いと、一緒なはずだから。
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