エルデンリングレビュー!オープンワールドになった死にゲーの魅力とは?

こんにちは!

PlayStationゲーム好きのsho(ショウ)です。

この記事では、『エルデンリング』を実際にプレイした感想を分かりやすくレビューしていきます。

特に、ソロプレイでゲームを楽しみたいという方には必見の内容です!

この記事を読むと分かること
  • エルデンリングとは?
  • ゲームプレイレビュー
  • エルデンリングで気になったところ
  • PS4版とPS5版の違い
  • Q&A購入を検討している方向け
この記事の信頼性

<プロフィール>

sho(ショウ)といいます!

  • PlayStationゲーム歴15年以上
  • エルデンリングPS4版クリア済み
  • ソロプレイ好きプレイヤーに向けてレビュー!
shoの総合評価:
ストーリー内容
世界観
グラフィック
ゲームシステム
操作性
初心者向け度
やりこみ要素
クリア時間約80時間
総評: 神秘的な世界観でオープンワールドを体験したい方におすすめ!

本記事はネタバレに配慮して作成しています。

目次

エルデンリングとは?

スクロールできます
開発元/販売元フロム・ソフトウェア/バンダイナムコエンターテインメント
発売日2022/2/25
ジャンルアクションロールプレイングゲーム、アドベンチャーゲーム、対戦型格闘ゲーム、プラットフォーム・ゲーム
対応プラットフォームPS4/PS5/Steam など

エルデンリングを修復してやがて王になる

『エルデンリング』とは、神秘的な舞台が特徴的なアクションRPGゲームです。

プレイヤーは「褪せ人(あせびと)」と呼ばれる存在で、本作の舞台である「狭間の地」で王となるべく、各地を旅していきます。

本作はオープンワールドとなっており、「霊馬トレント」に乗って、各地の探索や武器の収集など自由度が高く、自分のペースでプレイすることが可能です。

また、フロム・ソフトウェアのゲーム(以下フロムゲー)の特徴である、緊張感満載のバトルも健在で、強敵との戦闘に勝利した時は達成感があります!

エルデンリングレビュー!

それではさっそく、『エルデンリング』のレビューをしていきます。

レビューポイントは、以下です👇

本作のレビューポイント
  1. ストーリー内容
  2. 世界観
  3. グラフィック
  4. ゲームシステム
  5. 操作性
  6. 初心者向け度(数字が大きいほど初心者向け)
  7. クリア時間/やりこみ要素

1. ストーリー内容

評価: (3.5/5)

ストーリーについて、初見での筆者の理解力では、すべてを楽しむことができませんでした。

その理由は、本作はムービーが少なめで、基本的にプレイヤーとNPCとの会話のみで進んでいくスタイルだからです。

また、会話のみではストーリーのつながりを理解していくのが難しく感じました。

フロムゲーである『ダークソウルシリーズ』と同じ、「設定は自分の脳内で保管してね」スタイルです。

そのため、あまり意識していないまま進めると、「結局どういう物語なんだ?」という感じでクリアしてしまうこともあります。

とはいえ、作中には以下伏線のようなものが隠されています。

  • 各アイテムの説明文
  • ボス戦でのセリフ

物語の背景などは、これらで読み取ることができるので、考察が好きな方はより楽しめるゲームだと思いました。

特にアイテムの説明文には、開発者の遊び心満載のテキストがあるので、プレイの手を止めて読んでみるのも面白いです!

NPCイベントによるエンディング分岐

本作では、特定のNPCイベントを進めることにより、まったく違ったエンディングを見ることができます。

そして、どの選択肢を選ぶのかで、物語の見え方がガラッと変わるのが本作の魅力です。

筆者は1つのエンディングしか確認できませんでしたが、ストーリーの深堀りが好きな方は、すべてのエンディングを制覇するのも楽しみ方のひとつだと思います!

ソロプレイ向けポイント!
  • ストーリーの多くが語られないため、考察を楽しめる
  • エンディング分岐で複数の結末を体験できる

2. 世界観

評価: (5/5)

神秘的な世界観で、まるで自分が体験しているような感覚を、プレイ中は常に感じることができました!

本作はオープンワールドにより、各エリアを自由に渡り歩くことが可能です。

そして各エリアでは、以下のような景色を味わうことができます👇

  • 広大な丘や遺跡群がある「リムグレイヴ」
  • 結晶に覆われた町や湖に没した「リエーニエ」

これらで探索していると、ワクワクが止まりませんでした!
オープンワールドで、これほど移動が楽しいのは初めてです。

本作のシンボル「黄金樹」と作りこまれた世界

さらに極めつけは、オープンワールドの中心にそびえたつ巨大な「黄金樹」。

どのエリアから見てもこの黄金樹が映りこむほど巨大で、冒険を進めるたびに間近に迫ってくる感じは、まるでクライマックスに向かっている気分でした。

黄金樹を中心に、各エリアが成り立っているという構成は、とてもシンプルかつ作りこまれた世界観だと思います。

オープンワールドが好きな方全員に、おすすめできる作品です。

レガシーダンジョンは圧巻の一言

各エリアには、ストーリークリアに必要な「レガシーダンジョン」と呼ばれるものがあります。

これらはストーリーを進める上で重要な役割を果たし、最奥にはボスが待ち受けており、プレイヤーを飽きさせません。

特に筆者お気に入りの場所は、「魔術学院」と呼ばれるダンジョンです。

訪れた際には、目の前にそびえたつ建造物や世界観が、まるでハリーポッターの魔法の世界に迷い込んだような感覚でした!

ソロプレイ向けポイント!
  • 神秘的な世界をオープンワールドで自由に楽しめる

3. グラフィック

評価: (5/5)

グラフィックも素晴らしいの一言で、思わず目を奪われるほどのクオリティです。

筆者はPS4版でプレイしましたが、PS5専用タイトルに引けを取らないほどの美しさだと感じました。

それだけ本作のリアルさには、開発者の並々ならぬこだわりが詰まっていると思います。

たとえば、本作の象徴である「黄金樹」や、レガシーダンジョンで訪れる巨大な建造物は圧巻です。

黄金樹はその黄金に輝く神秘的な姿が印象的で、見上げるたびに思わず「スゲー」と心の中で叫んでいました。

建造物も細部まで作り込まれており、ドンとそびえ立つ姿には「攻略してやるぞ」という気持ちにさせられます。

また、オブジェクトの作り込みも非常に細かいです。

たとえば崩れた本棚や草木の揺れ方など、プレイヤーが見逃しがちな部分にもこだわりを感じました。

高画質なグラフィックでリアルさを味わいたい方は、風景を眺めているだけでも楽しめる作品です!

ソロプレイ向けポイント!
  • 神秘的な世界をオープンワールドで自由に楽しめる

4. ゲームシステム

評価: (4.5/5)

ゲームシステムは、過去作の良さを引き継ぎつつ、新システムでさらに楽しめたため高評価です。

その良さを、メイン要素である以下3点に分けてレビューします!

  • キャラビルド
  • 戦技と遺灰
  • 霊馬トレント

キャラビルド

本作では初める前に、自分のプレイスタイルに合ったビルドを選ぶことができます。

たとえば、以下のようなビルドです👇

  • 近接特化の脳筋ビルド
  • 遠距離からも攻撃可能な魔術師ビルド

これらは一度選択しても、ステータス降り直しアイテムを使用すれば、変更可能です。

そのため、いろんなビルドを気軽に試せたのが魅力的でした!

ステータス降り直しアイテムは、プレイ中に複数個手に入るのがよかったですね!

また、筆者は途中で脳筋特化から神秘+技量特化ビルドに変更して、プレイしていました。

敵を状態異常にさせることを得意としたビルドで、より快適な戦闘をできてよかったです。

戦技と遺灰

本作の戦闘を非常に助けてくれるのが、戦技と遺灰です。

戦技と遺灰とは?
  • 戦技
    ・・・ゲージを消費して使える必殺技のようなもので、「〇〇斬り」や「衝撃波」など種類が豊富。
  • 遺灰
    ・・・霊のような存在を召喚し、プレイヤーと一緒に戦ってくれる。特にボス戦でターゲットを分散させられるのが便利。

この2つのシステムは、とても戦闘を楽にしてくれました。

特にボス戦での遺灰はとても心強いです。

初見で敵の攻撃が分からない時や、体力が危ない時などターゲットを分散させられるので、落ち着いて体制を整えることができます。

攻略を有利に進めたい場合には、ぜひとも習得したい要素です!

霊馬トレント

トレントは、オープンワールドをスムーズに移動できる移動手段です。

操作性もよく、探索のストレスが皆無でした。

また騎乗中も戦闘が可能で、特に攻撃範囲が大きい敵に対しては、素早い回避を決められるのが魅力的です。

ちなみにトレントは序盤から手に入るため、ストレスなく広大なマップを駆け回れるのは大きな強みだと思いました。

ソロプレイ向けポイント!
  • 戦技や遺灰により攻略に有利な戦闘が楽しめる
  • トレントを使ったストレスのない探索と戦闘が可能

5. 操作性

評価: (4.0/5)

1点、マップの見にくさはありつつ、過去作のような直感的な操作が快適なためこの評価です。

本作のマップは、上から俯瞰した状態しか見れなく、高低差が分かりずらいのが難点になります。

たとえば、崖が多いエリアでは、道が途切れていることに気づきにくいなど無駄に時間を使ってしまうこともあります。

筆者の場合、一部エリアでは行き方が分からず、ネットを参考に探索を続けたこともありました。

マップを様々な角度で見ることができたら、よりスムーズな探索ができたなと思います。

とはいえ、マップで迷うのもオープンワールドの醍醐味でもありますね!

基本操作は快適

一方で基本操作は、過去作「ダークソウルシリーズ」とほぼ同じように、アクションが直感的です。

筆者はクリアまで特に不満は感じませんでした。

たとえば、以下のボタン入力のレスポンスがよく、快適にプレイができます。

  • 選択画面の表示が速い
  • 武器チェンジがスムーズ
  • 回避の反応が速く、敵の攻撃にも反応できる

過去作プレイ済みの方であればすぐ慣れることができるでしょう。

また、今作がフロムゲー初めての方でも、序盤でチュートリアルがあるため、戦闘の空気感はつかめると思います!

ソロプレイ向けポイント!
  • ボタン入力のレスポンスはよく、ストレスのないプレイができる
  • タイミングが重要なボス戦でも、快適な操作感で挑める

6. 初心者向け度(数字が大きいほど初心者向け)

評価: (3.5/5)

難易度変更がなく、ある程度のプレイスキルを求められるため、初心者の方は少し難しく感じるかもしれません。

本作はいわゆる「死にゲー」と呼ばれるゲーム性です。

  • ザコ敵すらも数発でやられてしまうほどの強さ
  • 初めてでは対応しきれない「初見殺し」

特に一部のボス戦に至っては、数えきれないほど負けるため、敵の行動を覚えて回避や攻撃のタイミングを見極めていく必要があります。

その過程が好きじゃない人は「難しい・つまらない」と感じることもあるかもしれません。

行き詰ったら後回しでもOK

とはいえ、本作はオープンワールドであり、行き詰ったら他の道を探索することもできます。

たとえば、攻略したいダンジョンが強敵ばかりで、今のレベルや装備では勝ち目がないパターンがあるとします。

ですが、

  • 別の場所を進めつつ武器を強化
  • 「戦技や遺灰」を集める

このように、リベンジに向けての対策を、自分のペースで行えることができます。

そのため、初心者の方でも安心してプレイができますね!

オープンワールドの利点である「自由度の高い攻略」をうまく生かすことも、本作を楽しく遊ぶポイントです!

ソロプレイ向けポイント!
  • ボス戦での緊張感で歯ごたえのある戦闘が楽しめる
  • 自由度の高い攻略性で、行き詰っても別の道を探せる

7. クリア時間/やり込み要素

評価: (4.5/5)

やりこみ要素やボリュームが多く、満足度は高かったです。

筆者のクリア時間については、「約80時間」ほど。(クリアしたのが数年前のため、おおよその時間になります。)

ちなみに、筆者のプレイスタイルでは、ストーリーに直接関係しない洞窟探索も楽しんでいました。

そのため、ストーリー重視であれば、「10~20時間」早くクリアも可能だと思いますし、やりこむ方であれば「100時間」は余裕で超えるボリュームになると思います。

また本作のやりこみ要素は以下です。👇

エルデンリングのやりこみ要素
  • 全ダンジョン攻略&全ボス撃破
  • 全武器/防具コンプ
  • 戦技/遺灰コンプ
  • 魔法/呪術/奇跡コンプ
  • レベルMAX
  • 周回プレイ
  • すべてのエンディング制覇

特に武器などは種類が豊富で、集めがいがあります。

中には敵がまれにドロップするものもあるので、コンプして装備欄をながめるのも違った楽しみ方でいいと思いですね。

武器それぞれに特徴が違うので、自分のお気に入りを見つけて攻略してみるのもアリです!

また、攻略を極めたい人は「全ボスノーダメージ撃破」などにも挑戦してみると、面白いかもしれません!

ソロプレイ向けポイント!
  • 武器の種類などが豊富で収集をじっくり楽しめる

エルデンリングで気になったところ

ここでは、本作をプレイする中で気になったポイントを紹介します。

同じようなダンジョンやボスの使いまわしが多い

本作では、オープンワールド内にある洞窟や墓地などで、さまざまなダンジョンやボスを攻略できます。

しかし、同じようなダンジョンやボスの使い回しが多く、没入感に欠けるところがありました。

たとえば、

  • あるダンジョンのボスが、別のエリアで体力や攻撃力が強化された状態で再登場したり
  • 墓地などは似たような景色や構造が続くため、「作業感」が出てしまうことも

正直に言うと、オープンワールドでやれることを増やすための「水増し感」がありましたね。

特にボス戦は、せっかくボス前までたどり着いても、以前に戦ったことがある敵だとテンションが下がりました。

使い回しにするにせよ、違った攻撃パターンを繰り出すなどの工夫があれば、隅々までこの作品を楽しめたのではないかと思います。

PS4とPS5でプレイした時の違い

本作を購入するにあたり、PS4版とPS5版どちらがいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで、以下の2点について簡単に確認してみました。

  1. PS4版をPS4でプレイした場合
  2. PS4版をアップグレードしてPS5でプレイした場合

※PS5版は未所持のため対象外です。

確認結果は以下になります。

スクロールできます
項目PS4版(PS4でプレイ)PS4版(PS5でアップグレード)
グラフィック設定から変更不可設定から以下変更可能

・フレームレート優先(動作がなめらかに)
• 画質優先(高解像度に)
ロード時間約30秒約5秒
操作決定が〇ボタン決定が×ボタン
感想ファストトラベルなどのロード時間が長く、テンポ感が少し悪いロード時間が短縮されて快適。
グラフィックも鮮明で水の透明感が際立つ。
PS4版とアップグレード版の違い確認結果

ロード時間は、PS5でアップグレード版をプレイすると、約6分の1ほどに短縮され、かなり快適にプレイできると思いました。

また、グラフィックはPS4でプレイしたときよりも全体的に鮮明で、水の透明感などがよりクリアに感じます。

今始めるならどちらがいい?

結論、筆者が今から始めるなら以下の選択をします👇

  • ソフトはPS4版PS5版どちらでもOK
  • でもハードは断然PS5を選ぶべき!

PS5はロード処理が速く、グラフィックも「フレームレート優先」「画質優先」のどちらかを選べるので、好みに合わせて快適にプレイできるからです。

特に、ストレスなく広大なオープンワールドを楽しむなら、PS5一択になります。

とはいえ、すでにPS4を持っている方は、PS4版でも十分に楽しめます

「まずは試してみたい」という方は、PS4版から始めて、気に入ったらPS5に移行するのもアリです。

しかも、PS5に移行する際は無料でアップグレード可能!

あくまで筆者の所感ですが、ぜひ参考にしてみてください!

【Q&A】エルデンリングの購入を考えている方へ

ここでは、ネットで見かけた疑問について回答します。

購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!

「死にゲー」と呼ばれるジャンルに初挑戦なのですが、本作は楽しめると思いますか?

本作は「死にゲー」として知られ、何度も失敗するのが当たり前のゲームです。

ですが、その失敗を乗り越えることで得られる達成感は大きいので、やりがいを感じられる方はぴったりだと思います。

もし不安な点があれば、以下のような方法でプレイの助けになりますよ!

  • 行き詰ったら別の場所を探索する
  • 遺灰や戦技を活用する

これらを活用すれば、初心者でも十分楽しんでプレイできると思います!

【まとめ】神秘的な世界でエルデンリングを探す旅に出よう!

以上、『エルデンリング』のレビューでした!

最後に、おすすめしない人/する人をまとめます👇

おすすめしない人

・難易度の高さにストレスを感じやすい人
・一本道のゲームが好きな人

おすすめする人

・オープンワールド探索が好きな人
・重厚な世界観やダークファンタジーが好きな人
・戦闘での達成感を味わいたい人

『エルデンリング』はオープンワールドでの自由度の高い探索と、戦技や遺灰を活用した達成感ある戦闘を体験できるのが魅力です。

特に、本作のシンボルである「黄金樹」を中心とした世界観はとても神秘的で、その雰囲気を味わいたいという方にととてもおすすめしたい作品になります。

気になる方はぜひプレイしてみて、『エルデンリング』の世界に魅了されてみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Sho(ショウ) といいます!

playstationのゲームが大好きで、子供の頃が趣味で遊んでいました。

その体験をもとに特にplaystationのゲームの魅力を、みなさんにお伝えしたくて発信しています!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次