『モンスターハンターワイルズ』って結局、面白いの?
そんな疑問を持つあなたに向けて、歴代モンハンを遊んできた筆者が正直な感想をお伝えします。
結論から言うと、「めちゃくちゃ面白い」だけでなく、「シリーズの未来にワクワクできる進化」を感じられる作品でした。
だから、過去作のファンやワイルズから始めてみたい方にこそ、プレイしてみて欲しいと思っています。
この記事では、
- 経験者が感じた“ワクワクの理由”
- 昔との違い・進化ポイント
- 初心者にも優しい点
にフォーカスしてレビューしていきます。
あらかじめ伝えておきますが、操作感やアクションなど、一般的なレビューにはあまり触れていません。
ですが、
- 自分はこのゲームをプレイしてどう感じるのか?
- 何が面白いのか?
を想像しながら、読み進めていける内容となっています。
ぜひ、最後までご覧ください!
【レビュー】ワイルズでの進化に大興奮!そう感じた3つの理由
モンスターの背に乗って戦う!?今までの常識がひっくり返る瞬間
ワイルズでは、「セクレト」というモンスターの背中に乗って、エリア移動したり攻撃ができます。
この新要素は私からすると、その発想にまず感心したし、「モンハンってここまで来たんだな」と強く実感した部分でした。
とくにそう感じた瞬間は、「攻撃を食らった際のリカバリー」です。
今までのモンハンって、
敵に吹っ飛ばされた後、起き上がりにもう一度攻撃されて「おつ~」なんてことはザラにあったわけですよ。
でも本作は、「ヤバい乙る!!!」と感じた瞬間、セクレトを呼ぶと一目散に駆けつけて、安全圏に退避することができるんです。
このおかげで、何度か救われた場面があったし、”安心して狩りができるようになった”のは、歴代モンハンをプレイしてきた身としては、一番喜びを感じた瞬間でした。
私の中でモンハンは、
自力でエリアを移動したり、敵の攻撃に冷や汗かきながら必死に対処したりと、“全部自分で何とかする”ゲームだったんです。
こんな印象って、私みたいにPSP時代から遊んでいる方は、うなずける部分がきっとあるはず——
でも今作は、その「常識」を軽々と超えてきました。
これはもう、経験者・初心者関係なく、まず体験してみて欲しいです。
ぜひ、その進化にワクワクしてみてください。
昔のモンハンじゃ考えられない。その快適さに驚いた話
ワイルズは、ほぼロードなしで、すぐ狩りに行くことも可能なんです。
その”快適さ”に以前までのモンハンと重ねて、「え、もう行けちゃうの?」という驚きの連続でした。
というのも本作の特徴は「オープンワールド」。
わずらわしいクエスト待機時間を待つことなく、私たちは、狩りに行くことができるんです。
「素材欲しいからちょっと狩ってくるか」で、テンポよく狩れるのは、”やめどきに迷ってしまうくらい”スムーズな進化でした。
それに比べて、昔のモンハンは長いロード時間があったんです。
拠点の村からクエストに行くごとに、数十秒かかるロードに待たされるなんてのは日常でした。
PSPでは、UMDの「シャーシャー音」を聞きながら、ロード画面の簡易マップを眺めて
「ここにナルガクルガがいる!」とかしていたのも、今ではいい思い出です。
でもそれは、私からすると「モンハンのひそかな楽しみの一つ」でもありました。
そんな中、進化とともに昔ながらの楽しみが少なくなって、寂しい部分があるのは確かです。
だからといって「昔のモンハンがよかった」というと、これまた違う。
むしろ今のスタイルも含めて、両方好きになったというのが、私の正直な感想。
きっとあなたも、今のモンハンをプレイして『あの頃と違う』と感じる瞬間があるはずです。
素材が取れやすい!装備の作りやすさは「過去一」と言いたい
素材の集めやすさは、「過去一」と言いたいぐらい快適です。
本作って、”レア素材が確定で入手できる”クエストがあるんですよ。
え?もう作れちゃったの?って、びっくりするくらいスムーズに装備が作れます。
今までのモンハンだと、クエストを何周してもお目当てが手に入らない、なんてことはよくあることだったんです。
例えばこんな風に👇
-「頭部位破壊しても報酬には、見なれた素材だけ」
周回の必要性がなくなったわけではないですが、「クリアすれば必ず手に入る」という”安心感”があるので、精神的にとても楽になりましたね。
そして“自分が思い描く姿”で狩りに出られるって、やっぱり気分が上がるんですよね。
私はこれがすごく楽しかった。
装備が作りやすくなったことで、「お気に入りの格好で」狩りができるようになりました。
モンハンで、「自分らしさ」をよりアピールすることができるんです。
たとえば、
- 「重ね着」でオリジナルファッションを楽しめる
- キャラクリの向上で、より「ロールプレイ」に没入できる
実際、「外見」にもこだわれるようになったことで、没入感はより一層深くなったと感じています。
私の場合、イケメンキャラで聖騎士風の重ね着にして、紳士スタイルのプレイを楽しんでいました。
私はイケメンでも何でもないわけですが(笑)、「理想の自分と重ねて」モンハンの世界に入れるようになったんです。
装備が作りやすくなった分、あなたの「理想のスタイル」をどんどん試してみてください!
今後に期待したいこと、そして再発見できた魅力
シリーズ経験者として、歯ごたえはもっと欲しい!
過去作に比べて、モンスターが割とあっさり討伐できてしまう。
そんなところが全体で感じたことであり、経験者として「もっと歯ごたえのあるバトルがしたい!」と思った作品でした。
ワイルズは、しっかり強化した装備であれば、15~20分程度で狩れてしまうのが現状。
昔のモンハンの
「やっと足引きずった!…けど制限時間がもう5分しかない!」
という、”狩れるか狩れないか”を経験した身としては、もう少し緊迫感のある戦闘を体験したいものです。
心臓の鼓動が早まる中、
「目標を達成しました」の文字と同時に流れる、壮大な完了BGM。
ゲーム機が手汗にまみれるくらい、白熱したあのバトルは、何年たっても色あせません——
このあたりは、今後のアップデートに期待…といったところ。
- 一瞬のスキが命取りになる敵の攻撃
ぜひ、進化した今のモンハンで昔の感動を味わってみたいものです。
ただ、その一方で、だからこそ――
「これからモンハンを始めたい人」にとって、本当に入りやすい作品になっていると感じました。
余りに敵が強すぎると、面白さを感じる前に挫折してしまうこともありますよね。
それが本作では、強敵相手でもしっかり張り合えるし、カッコイイ装備だって作りやすい。
“モンハンの面白さ”を体験するにはこれまでにないほどおすすめしたい。
そんな作品だと心から感じています。
【まとめ】懐かしさを越えた感動、モンハンはやっぱり面白かった
以上、『モンスターハンターワイルズ』についてのレビューでした。
正直なことを言うと、本作はそのあまりの進化っぷりに、「これってモンハンなの?」と戸惑った瞬間もありました。
昔からモンハンを楽しんできた身としては、どうしても比較してしまいます。
その違いやギャップにネガティブな感情を抱いてしまうのは、仕方のないことです。
それでも、本作をプレイして感じたこと、それは——
やっぱり、モンハンは楽しい!——結局、これに尽きました。
場を盛り上げるBGM、敵の容赦のない攻撃、大技が決まった時の爽快感。
これら全部味わうことができて、根っこの楽しい部分は変わらないと思ったんです。
むしろ、歴代モンハンと比べて格段に遊びやすくなったその姿を堪能して、後に出てくる作品はどんな体験をさせてくれるんだろうと、ワクワクさせてくれました。
ここまでのモンハンの歴史を振り返ると、涙が少し出るくらい感動しています。
本作が気になっている方全員に、筆者は声を大にしてこの作品を進めたいです。
きっとあなたも、楽しい!と思える瞬間がきっとあるはず。

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